『cometsanの旅行物語』

15000円のこずかいをもらってうきうきしていたコメットさん・・・しかし翌日
星のトンネルで海岸までいこうとしたときである、
コメット「えい!」
ラバボー「いくぼ!ひめさま」
しかし・・・・・
ラバボー「あれ、トンネルがとぎれてるぼー」
コメット「え!?」
ラバボー「ひめさま!おっこちるぼー」
コメット「あーれー」
どさっ!
2人「痛たーっ!」
ラバボー「えっ、ここどこだぼー」
コメット「なんでこんなとこに・・・」
ラバボー「とにかくきいてみるぼー」
コメット「すいません、ここってどこですか?」
人「ここって・・・・・ここは金沢よ」
コメット「かなざわ?」
ラバボー「はじめて聞く町だぼーとにかくかえるぼー」
コメット「あ・・・・」
ラバボー「どうしたのひめさま?」
コメット「星力・・・・・・なくなっちゃったー」
ラバボー「えー!どうやってかえるのかぼー」
コメット「どうしよう」
ラバボー「とにかくあるくぼー」
星のトンネルでなぜか加賀百万石の城下町金沢におっこちてしまった2人ちょうど
金沢城の庭園にドシーン!星力もなくなった・・どうする

              ☆

さまよう2人・・・・・
コメット「なんかみえてきた!」
ラバボー「大きな公園みたいだぼー」
コメット「なになに・・漢字わからない」
ラバボー「あそこに案内板があるぼーここは兼六園っていうのだぼー」
コメット「けんろくえん?どういうところ?」
ラバボー「さあー・・ここはいるのにおかねいるみたいだぼー」
コメット「いいわお金あるからなんとか・・あれ?」
ラバボー「あーメテオ様がいるぼー!」
メテオ「あーきもちいい」
ムーク「ひめさましあわせそうで」
メテオ「やすみなんだからいいじゃないの!せっかく一家で金沢の兼六園にきたんだから、
    ムークあんたもやすみなさいったらやすみなさい!」
ムーク「では、そうさせていただきます」
コメット「メテオさん、あそびにきてるんだ」
メテオ「あら!コメットじゃない!」
コメット「あっ」
メテオ「あんたがなんでこんなところにいるの」
コメット「ちょっと・・・・・・・・」
メテオ「ま、あんたのことだからまた星力でどじったんでしょ。」
コメット「メテオさんどうやってかえればいいの」
メテオ「星のトンネルつかえばいいじゃない」
コメット「星力、なくなっちゃって」
メテオ「・・・・・・・だったらお金アル?」
コメット「あと13000円くらい」
メテオ「だったら電車でかえりなさい!」
コメット「でも駅がどこにあるのか」
メテオ「それくらい人にききなさい」
コメット「・・・・・うん」
ラバボー「はやくいくぼー」
コメット「うん」
たったったっ!

              ☆

金沢駅にむかってむかう2人・・・・・
コメット「すいません駅へはどうやっていけばよいのですか?」
人「この道まっすぐいけばいけるよ。」
コメット「ありがとうございます。」
歩いてると・・・
コメット「竪町どうり」
ラバボー「にぎやかだぼー」
コメット「かなざわってにぎやかーちょっとあそんでく?」
ラバボー「ひめさま!」
コメット「ごめん。」
ラバボー「109・・・ラブロ・・・」
コメット「金沢駅どこなのまっすぐあるいたのに」
ラバボー「かんばんをみるぼーあっあった!」
コメット「ここが金沢駅・・」
ラバボー「けっこうおおきいぼー」
コメット「ほんととにかく入ろう」

金沢駅にはいる2人・・とにかくのりばをみつけたが電光掲示板をみて

コメット「うーん・・福井・米原・大阪方面ー富山・直江津方面ー七尾線羽咋・和倉温泉方面・・・
     ススッとわかんない」
ラバボー「ボーもさっぱりだぼー」
コメット「駅員さんにすすっときいちゃおー」
ラバボー「はやくするぼー」
コメット「すいません・・鎌倉まではどうやっていけばいいんですか」
駅員「鎌倉まではねーえーっとはくたか13号で越後湯沢までいって・・
   越後湯沢から新幹線のたにがわ454号で東京までいって・・
   東京から横須賀線の普通列車にのればいけるよ。」
コメット「・・・・・ズズットわかんない」
駅員「あらっじゃあメモにかいてあげるよ」
コメット「ありがとうございます」
コメット「はくたか13号は15時42分5番乗り場か」
ラバボー「ひめさまきっぷ!」
コメット「あっいけない」

とにかくはくたか13号にのること決定・・・・・2人のれっしゃのたびがはじまったのでした

              ☆

コメット「さて、切符もかったし、乗車券、自由席特急券、新幹線特急券・・・3枚もあるのね」
ラバボー「そりゃそうだぼーなんだって特急電車や新幹線にものるんだぼー」
コメット「さー行こう」
かちゃ×3改札を通るコメットさん
コメット「5番乗り場はどこかしら?、ここかな」
ラバボー「ちがうぼ!ここは2番乗り場だぼー」
コメット「ほんとあぶない」
ラバボー「ひめさま線路のそばはあぶないぼーはなれるぼー」
金沢駅自動チャイム「まもなく1番乗り場を貨物列車が通過します、
          危険ですから足元の黄色い線まで下がってお待ちください」
警笛「ピー」
ゴー――ガタガタガタン――――!
コメット「きゃっ!」
ラバボー「ほらいわんこっちゃないぼー」
コメット「ほんと黄色い線より内側にいなくちゃ!あっ5番乗り場むこうだ」
ラバボー「さ、いくぼー」

5番乗り場到着・・・・・

コメット「まだでんしゃきてないよ」
ラバボー「まだ時間あるぼー」
チャイム「♪こんど5番乗り場にはいります列車は15時42分発特急はくたか13号越後湯沢行き
     前より9号車から7号車です後ろより6号車から1号車はしばらくおまちください5号車と
     6号車と7号車が自由席1号車から4号車と8号車と9号車が指定席です。
     グリーン車は1号車ですおたばこの吸える自由席は6号車です
     電気のついている緑色のはくたかの号車番号にあわせておまちください」
コメット「自由席」のところにならぼう7ごうしゃにしとこう!」
ラバボー「1ばんまえにならんだぼー」
コメット「どんな電車かなー」
ラバボー「さー」
チャイム「まもなく5番乗り場に15時42分発特急はくたか13号越後湯沢行き前より9号車から7号車が
     到着します危険ですから足元の黄色い線まで下がってお待ちください」
ラバボー「きたぼー」
ゴトンガタンウイいーんウイーンーガッタンキッ!
はくたか到着

              ☆

チャイム「金沢、金沢ご乗車ありがとうございました。おわすれものないようご注意ください」
駅員放送「ご乗車ありがとうございましたかなざわですお忘れ物ないようご注意ください
     はくたか13号越後湯沢行きです」
ラバボー「さあ、のるぼー」
コメット「ラバボー、降りる人が先よ!」
ラバボー「そうだったぼー」
コメット「人がいっぱい・・・」
ラバボー「ひめさま、ここあいてるぼー!」
コメット「なんか、星のトレインみたい」
ラバボー「そうだぼーでも星のトレインよりおおきいボー」
コメット「うんそうだね」
車内放送「ご乗車ありがとうございます。特急はくたか13号越後湯沢ゆきです。ただいま後ろよりの
     6両と連結する作業をおこなっております。」
コメット「連結ってなに?」
ラバボー「この電車のうしろにまた電車をくっつけることだぼー」
コメット「ふーん」
車内放送「ただいまよりうしろよりに電車を連結いたします。電車をつなぐ際しゃないにゆれが生じます。
     お飲み物などをおもちのお客様ご注意ください」
ゴトガチャン!
コメット「おっと!」
そして連結完了!

車内放送「特急はくたか13号越後湯沢行きまもなくはっしゃします。」
ラバボー「おおー」
コメット「もう出るよ」
2人「出発進行!」
キイイー―――ンガッチャン!ウイ――――ンウイ――――ンガタンガタン・・・・
・・・・・
15時42分、ラバボーとコメットさんをのせた特急はくたか13号金沢駅発車!いざ藤吉家へ

              ☆

車内放送「ご乗車ありがとうございます。特急はくたか13号越後湯沢行きです停車駅は
高岡、富山、魚津、直江津、終点越後湯沢です。次は高岡にとまります。」
コメット「わたしたちは越後湯沢で降りるのよね」
ラバボー「そうだぼー終点だぼー」
コメット「景色がすぎてく・・・・・星のトレインとちがって地球の景色が見える」

トンネル通過中・・・・・
コメット「トンネルまだ抜けないかなーあっぬけた!」
ラバボー「車を追い越していくボー」
コメット「駅を通り越してく・・」
ガタガタ・・・・・・・・・・
車内放送「まもなく高岡です降りるお客様はお支度ください」
コメット「たかおかだって」
ラバボー「まだまださきだぼー」
コメット「ねむくなっちゃった・・・おやすみ・・・」
コメットさん夢の中へ・・・・・・・

車内放送「まもなく終点越後湯沢です後ろよりの六両は切り離しいたしますまえよりの三両は
     ハモニカ星国行きです。」
ラバボー「ひめさま!おきるぼー越後湯沢だボー」
コメット「あっ動いちゃった!」
ラバボー「ひめさま前の三両はハモニカ星国ゆきだぼー!」
コメット「えーじゃあー星国にいっちゃうのーそんなー」

くらくら・・・
コメット「はっ!なんだ夢かー」
ラバボー「ひめさまおなかすいたぼー」

列車は北陸本線魚津から糸魚川付近を快調に走行中、視界が急に広まり2人の目の前に
日本海がみえてきた・・・・・

              ☆

コメット「ラバボー、海が見えるよ」
ラバボー「ほんときれいだぼー」
コメット「このうみのどこかにケースケいるのかなー」
ラバボー「ひめさま、お腹すいたボー」
コメット「わたしも」
車内販売「お弁当、地方の特産品はいかがですかー?」
コメット「すいません」
車内販売「はい」
コメット「どれにしようかな・・ん?金沢名物きんつば」
コメット「これください!」
車内販売「ありがとうございました。」
2人「いただきまーす」
コメット「おいしい!」
ラバボー「甘いお菓子だボー
     ラバピョンのあじだぼー」
コメット「そうだね」
車内放送 「まもなく、直江津です、ホームは左側です信越線、ほくほく線はお乗換えです
      直江津のつぎは終点越後湯沢です」
コメット「この駅の次ね」
直江津停車・・・・・すぐに発車
コメット「ここからの景色はみどりがいっぱいね田んぼだよラバボー
     春になるとみどりいろになるんだね」

ガー・・・・・・・・

ラバボー「景色はいいけどトンネルがいっぱいだぼー」
コメット「やまとかがたくさんあるからじゃない」

ガタン・・ガタン・・・列車はほくほく線から上越線へはくたかのたびがもうすぐおわる

コメット「だんだん外、くらくなってきたねー」
ラバボー「ひめさま掲示板みるぼー」
まもなく終点越後湯沢です・・next echigoyuzawataminalu(掲示板表示)
車内放送「ご乗車ありがとうございましたまもなく終点越後湯沢です新幹線ご利用のかたは新幹線のりばへ
     上越線越後中里方面へのかたは在来線乗り場へおこしください
     本日も特急はくたか13号をごりよういただきましてありがとうございました」
コメット「もうつくよラバボー」
ラバボー「はやくおりるぼー」
コメット「あせらないの!」
ラバボー「ごめんなさい」
プシュー・・・・・・  ・・・
駅放送「ご乗車ありがとうございました終点越後湯沢ですお忘れ物ないようご注意ください
    新幹線ご利用のお客様かいだんをのぼりまして新幹線のりばへおこしください」

はくたか13号越後湯沢に到着・・・・・・・・・・
コメット&ラバボー上越新幹線へのりかえる

              ☆

とにかく無事に越後湯沢についた2人・・・・・上越新幹線ののりばにむかいます。

コメット「電車時間までもうちょっとあるみたい・・でもお客さんみんなはしってるよ」
ラバボー「あっ・そういえば金沢で駅員さんがまよわずいければあさひ326号に
     まにあうっていってたぼー!」
コメット「えーそうなのじゃいそごう!」

どどど・・・・・・

構内放送「まもなく12番線に電車がとうちゃくします。ご注意ください」
コメット「まにあったー」

キー――――ンギッ!

とにかくまにあいあいてるせきを探す2人
ラバボー「ひめさま、ここあいてるぼー」
コメット「よかった・・・」
運のよい2人ちゃんとラバボーが駅員にはなしをきいていたのであさひ326号に間に
合いました
とりあえずあさひ号出発・・・

車内放送「今日も上越新幹線をご利用いただきましてありがとうございます
     この列車はあさひ326号東京ゆきですつぎは高崎にとまります・・・このあと英語で放送」
コメット「まっくら・・・早く帰らなきゃね星力をつかわずにここまでこれた」
ラバボー「ひめさま、えらいぼー」
コメット「でも、わたしひとりじゃなくてまちの人や駅員さん、メテオさんがいろいろおしえてくれたおかげね
     みんな輝きいっぱいだった」
ラバボー「そうだぼー」

列車は大清水トンネルを通過中越後湯沢ではふっていた雪がトンネルをぬけるとやんでいた・・・・・
そして・・・
車内放送「まもなく終点東京です・・・・・」
コメット「ラバボー東京よ」
それから2人は横須賀線に乗り換え無事に藤吉家につくことができた
コメット「ただいま!」
ママ「あら、コメットさんどこいってたのーもうおそいわよ」
コメット「ごめんなさいちょっといろいろあって」
ツヨシ&ネネ「あ、コメットさんだ!」
ツヨシ「コメットさんどこいってたの!」
ツヨシ「ツヨシくんもいきたかったな」
ネネ「ネネちゃんももっといきたかったなー」
コメット「こんどね」
パパ「コメットさん今日はどうしたんだい」
コメット「ちょっと旅行に」
パパ「?」
メモリーボール「キラッ!」
王様「きょうのコメットはりっぱじゃったの―」
妃「ええ、あの子はきょうとくにかがやいていましたねー」
ヒゲノシタ「今日はひめさまがんばってましたねー」
王様「しかし2人がたべてたきんつばというものたべてみたいのー」
妃「まー」

そのころ・・・・・・メテオさんは金沢駅のホームから夜の金沢をみていた
金沢駅7番のりば
メテオ「はー雪の降る金沢はきれい・・瞬さまにもみせてあげたい
    そうコメットはついたのかしら?」
ムーク「コメット様のことですからちゃんとついたのでは」
メテオ「そう・・・・・」
ムーク「ひめさまもう9時ですよ」
メテオ「こういう夜がいいのよったらいいのよ」
ムーク「駅というのは夜でもひとがいるものですね」
チャイム「こんど7番のりばにはいりますれっしゃは21時35分発寝台特急日本海1号
     函館行きですこの列車は全車寝台です電気のついている青色の号車番号に
     あわせておまちください」
ムーク「ブルートレインがくるみたいです」
メテオ「あー列車でねれるんでしょ」
チャイム「まもなく7番のりばに21時35分発寝台特急日本海1号函館行きがとうちゃくします
     危険ですから足元の黄色い線までさがっておまちください」

ダンダンダンダ―ン、キーッキッ!
中をのぞくメテオさん
メテオ「ほんと寝床ばかりねー・・・・・はーねむくなっちゃった
    ムーク、ホテルにかえるわよ」
メテオ「ひめさま、待ってください!」
チャイム「まもなく7番のりばから寝台特急日本海1号函館ゆきが発車しますお乗りの
     お客様はおいそぎください」
ピーッピッ!(笛の音)プシューガチャンガタンガタン・・・・・
2人の横を特急日本海が出発していく、1日が終わった・・・・・

メテオの一句(心の中)
わたくしの           
    よこを列車が 
         とおりすぎ
           1にちおわり
               はーつかれた

             JR金沢駅七番ホーム
                  メテオさんより