コメットさん☆の『西遊記』

【なれーたー 森森レオ】
あるところに猿の集団がおりました…
そしてちょうどそこをある夫婦が生まれたばかりの赤ん坊をつれてとおりました。
「ほら!ここが今一番お猿さんが多いという谷だよ」
「きゃはは!」幸せそうな家族でした
しかし………………
そこになんと!おおきなおおきな蕪が降ってきました!
どか〜ん そのひょうしに赤ちゃんが!ひゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと落ちてしまいました……
がががび〜ん!!!!!!!
お父さんがこの世の終りでも来たような顔をしていると向こうから
おじいさんと おばあさんと 孫娘と いぬと 猫と ねずみが やってきました。
おじいさんがいいました
「あいや〜蕪がぬけたのはいいけど 勢いあまってとんでってもうた」
おばあさんが言いました
「ああ三日分の食料がつきてもうた…」
孫娘が言いました。
「一体誰の責任なの!?」
いぬが言いました
「このおっさんじゃねえか!」
猫が言いました。
「腹減った!しょうがねえ!このねずみを食ってやる!」
ねずみが言いました
「こら!おっさん!俺が食われるのはあんたのせいだぞ!」
みんなが言いました。
「どうしてくれるんだ!このやろう!しょくりょうが〜
食物よこせ!食物よこせ!食物よこせ!食物よこせ!食物よこせ!食物よこせ!食物よこせ!
よ〜し こうなったらストだ〜 ボイコットだ〜 訴えてやる〜人権侵害〜
せ〜の 食物よこせ!食物よこせ!」
お父さん激怒
「あんたら!家の娘の心配したらどうだ!」
おじいさんが言いました!
「娘とおれ達の食物どっちが大切なんだ!」
「娘だよ!」
おじいさんたちは偏見の目でお父さんを見ました。
「あいつ常識ないよ…うわ!サイテ〜」
「おめえらに言われる筋合いねえよ!」
しかし赤ちゃんはお猿さんに拾われて元気に育てられ、孫悟空(役こめっとさん)と名づけられました。
そしてごくうが2歳になったとき…………
ごくうはみんなの人気者でした。やさしくて思いやりのある女のこでした。
それを見たお釈迦様(役メテオママ)は!
「きぃぃぃぃぃぃぃぃぃなんであいつの方があたしより人気があるの!?」
お釈迦様のシモベトリオ(役アイ マイ ミイ)が言いました。
「あっちの方がやさしいもん!」
「おっダマリ〜」
「はは〜」
「あたしの方が美人で!」
「きゃ〜」
「心がきれいで」
「きゃ〜」
「純粋で」
「きゃ〜」
「なのに何であいつが!許さない!」
「それって…なんか最悪じゃない?」
「うるさ〜い え〜い岩の中に閉じ込めてやる〜」
お猿さんたちはびっくりしました。ごくうがなんと岩の中に吸い込まれていく!
「きゃ〜たしゅけて〜」
無念…
「ほ〜ほほほ それはスーパーメリニュウムよ〜絶対に出られまい 300年経ったら出してあげるわ〜」
「なんか悪の組織みたい…」

300年後……………………………
ごくうは……死んでいた………
「ちょ〜っとまった〜 
だいたい300年も経ったら死んでるのは当然!さあさあもっと昔に戻して!」

閉じ込められてから10年後………………

ある一人の男が歩いてきた。
彼は旅の途中 ガンダーラへありがた〜いい今日をもらいに行っている途中だった。
彼の名は 三蔵法師(ケースケ)
しかし登場してまもなく彼は暑さのあまり倒れてしまった。

「そこの人!そこのひと!」
三蔵法師が目を覚ました。
「誰だ?」
するといわの中から声がした。
「わたし!わたし!」
「い・・いわがしゃべった!?」
「違う違う!岩の中にいるの!そこで倒れてないで助けてよ」
三蔵法師はおきあがり。岩の中を覗いた。
「うわ!人がいる!」
「ねえねえお坊さんでしょ!ここからだして」
「俺は坊さんじゃない!」
「いいから!」
三蔵法師は考えたすると岩の隣に「閉じこめるための岩 取扱説明書」があった。
三蔵法師は答えた。
「ば〜か」
「なによ!いきなり〜」
「中に赤と白のボタンがあるだろ!赤い方を押せ!」
おすと開いた。
「ありがと〜」
それが二人の出会いだった。

「ふう助かった。ありがと」
「お前はなんであのようなところに入っていたんだ?」
「わからないの」
するとむこうからこの世の物とは思えないほどごっつい顔した猿がやってきた。
「な なんだ!?」三蔵法師が驚くと猿が思いっきり飛びげりを三蔵法師にかました。
「もげらぐっちゃ〜」←三蔵法師の叫び
三蔵法師は吹っ飛んだ。そしてごっつい猿は ハアハア言いながら孫悟空に話しかけた。
「大丈夫ですか!ごくうさま!あの男になにかされそうになったんですか?まったく最近の男は…」
ごくうは苦笑いしながら言った。
「あの人助けてくれた人だよ…」
「え?…そうなの?」
むこうから三蔵法師がやってきた。
「このうらみはらさでおくべきか〜…」←八つ墓村住人っぽい口調
ごくうと 猿は 驚いた。
「生きてた…」

「ほうほうつまりあんたは ガンダームってとこにお経をもらいにいっているわけだね」
「はいそうです」
「ね!お経ってなに?」
「そして旅の途中ごくう様を見て変な気を起こしたと…」
「それはあんたが勝手に思い込んだんだろ!」
「うるさ〜い!」猿は三蔵をまた殴り飛ばした。
「げらもっちゃ〜!!!!」
さっき以上に三蔵は飛んでいった。
そして帰ってきた。
「お前はやりたい放題だな〜!」
「はははははわるいわるい」
すると何かが現れた!
「ほほほほほ〜わたしは 釈迦如来〜なんで孫悟空が出てきてるわけ!?」
「俺が助けました!」釈迦如来の目つきが変わった。
「あなた…あなたからは不思議なオーラを感じるわ…すごい輝きのもちぬしね…」
ごくうが三蔵の後ろに隠れた。
「あああ!怖いよ〜お釈迦様だ〜!!!」
お釈迦様は答えた。
「孫悟空!この方のたびのお供につきなさい!そうしたら許してあげる!」
「本当ですか!?なんでもやります!」
こうして孫悟空と三蔵法師のたびが始まった。
「ごくう様!これをもっていきなされ…」猿がごくうに渡した。
「これは ラブティンスター如意棒と言ってむかし ティンクルバトンとラブリンバトンと言う棒があり
それを組み合わせて如意棒を作ったのですしかも10年間保障付きでデジカメと三脚がついて一万6千円!
安い! そしてこっちは ラブリンスター ティンクルスターとラブリンハートを組み合わせたものです!
何に使うかよくわかりませんがもってってください(ふう物置が片付いた…)
そして!ごくう様のボディーガードを雇いました!いでよ!ブタ(ラバボー)カッパ(ラバピョン)
今度こそ旅が始まった。
そしてある町についた。

その村のお姫様はメテオ。
そのひすごい事件が起こっていた。
「臨時ニュースです!ミラさんが!レストランで食べまくって体脂肪率がぐんぐん上がっています!
地域の住民は恐怖のどん底におとしいれられています!」
メテオ姫はそれを見て、
「ガラガラビト!復活しなさい!」
お付の方(スピカさん)が止めた!
「おやめください!お姫様!そんなことされたら!」
「お黙り!さあ!暴れまくって!ミラさんを止めなさい!」
カロン君がガラガラビトの前にたった。「おねえちゃんをいじめないで!」
カロン君はその瞬間!
「変身〜カロンライダー!」
♪じゃ〜ん……ゆくぞ〜カロン〜正義の〜ために〜敵を粉砕やっつけろ〜(ごー)
悪の怪人悪いやつ〜ゆくぞ〜せいぎの〜お面(お祭りで売ってるやつ)のヒーローカロンライダー!!!
変身ベルトがまわり出す〜一回まわせば電池が切れる!父よ母よ電池を買ってくれ〜 何を言うかバカ息子〜
自分のお金で買いなさい〜どこも不況でお父さんも大変なのよ〜正義の〜最強のお面のヒーロー……カロンライダー!!!!
(好きな曲をつけて歌おう!)
しかしこの豪華な演出にもかかわらずガラガラビトさんは気づきませんでした。
そしてガラガラ火炎(名前はついているもののただの火炎)を発射!
「ニャロガンマ〜!!!!!!!!」
カロン君は吹っ飛んでお空の星になりました。
また会おう!カロンライダー!
そこに!我らがさんぞうほうしいっこうがやってきました!
「おのれ…デーモン一族か…」三蔵法師が70年代のアニメのようなせりふを言いました。
村の人たちは
「お坊さん…助けてくれるんですか?」
「もちろん!さあゆけ!ブタ!サル!カッパ!」
それを聞いた三人は、
「名前で呼べ!」三蔵法師を殴り飛ばしました。
「ギョロチャー!!!!!!!!!!」
今日はいつもより余計に飛んでおります。
ごくうがラブティン如意棒を持って戦闘モードに入りました。
「いくわよ〜!!!!!!!!!!!」なんとごくうは棒術の天才だったのです!
ガラガラビトはもうだめだ!とは言いません。ごくうのすきを見てアッパー!
これを食らったらごくうでも死んでしまう!しかし!ごくうがもうだめだと思ったとき!
ごくうの目の前に壁ができていましたそしてごくうは助かったのです!
「なに?この壁……」ごくうが思った瞬間壁がばらばらになりました。そして黄色くてたくさん星のついた
リボンになりました。そしてラブリンスターの中に入っていきました!
村の長老が言いました。
「アレハ伝説の星力(スターパワー)…」
「星力?一体なんです?」
三蔵法師が聞くと
「それはかのむかしトライアングル星雲と言うところににまだ人が住んでたころ、その人々特有の力だ。 
伝説ではその力を持った二人のお姫様が昔地球にきたそうだ…あの娘はその子孫ではないだろうか…」
「そんなことがあったんですか?」
「そのお姫様達が降り立ったという伝説の場所がある…」
「どこです?」
「鎌倉だ…」
「鎌倉?」
「今は藤吉王国になっておる…恐ろしいところだ 牛大魔王が治めている それにたどりつけんよ…
その前に牛大魔王の子供の 金閣と銀閣という双子がいる…そいつらには勝てない…」
そしてごくうがガラガラビトに近づくと、ラブリンスターからさっきのリボンが出てきて、ガラガラビトを包んだ。
「怒らないで…」
その時ごくうにはガラガラビトの心が読めたような気がした。
『俺は体が大きくていじめられた…友達もいなかった…だからやつらがバカにしたこの体で復讐してやるんだ…』
『そんなことしたって悲しむ人が出るだけだよ…それよりもさ!その人たちにやめて酔って言い返したほうが…』
『無理だ!やつらはそんなことで聞くようなやつらじゃない!いっそこの手で!』
『無理だって…言い返したことあるの?やめてほしいことはやめて!って言うべきだよ!』
『うるさ〜い!』
『少なくとも…私は今日からあなたの友達…だから味方になってあげる…でもね 周りの人を悲しませるようだったら
私はあなたを倒す…あなたには負けないよ! 今のキミは弱いから…』
そしてガラガラビトは消えた。

ごくうは目を覚ました。
「なんだ夢か…」
ごくうの手にはアリガトウ とかかれた紙があった。
「夢じゃなかった…」
「ごくう!行くぞ!」
三蔵法師達の声がする
「は〜い」
四人は藤吉王国へと向かっていた…

つづく